随想募集
会員の皆さんへ
随想頁への掲載を目的として、囲碁や趣味にまつわる「随想」を募集しています。
・囲碁との出会い
・忘れられない一局
・囲碁仲間との思い出
・旅行、園芸、読書など趣味の話
など、内容は自由です。
上手な文章である必要はありません。短い体験談や失敗談、思い出話も大歓迎です。
400字前後を目安に、手書きでもパソコンでも結構です。
皆さんの個性あふれる作品をお待ちしています。
原稿は当会役員までお渡しください。
随想2026.6.26
ある日の囲碁サークル
仙人掌
紫式部、清少納言。
優雅な名である。
芯が強く美人だったらしい。
白魚のような指をしならせ言うことは、マジ・ヤバい!
その血筋は当会の婦人たちにも引き継がれているようで、丹精して囲った庭へ、見知らぬ者が入り込むと、
「取り囲め」
「逃がすな」
「切れ」
騒がしいこと!
紳士然とした男共も、
「押しつぶしの刑だ。」
「イヤぐるぐる廻しだ。」
廊下まで響く怪しげな声に、見知らぬ人が恐る恐る扉からのぞくと、言葉とはウラハラに笑顔の顔、カオ、………。
「あのう、私も入れてもらえませんか?」
役員たちの顔が少し明るくなる。
彼(彼女)を見る。
年かっこう、顔つき、優しそうな顔だが……。
白と黒の水玉模様のシャツ、これはもしかして……!
勇気を出して言うてみるか!
「どうぞ、お座りください。白がよろしいですか? それとも黒が――。」
終わる頃には、優しげな笑顔が見られるに違いない。